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【5年生:日本の米のヒミツ】

【5年生:日本の米のヒミツ】…6月25日(木)
「朝食は特別なパンです。」と答えてくれた子もいましたが、ほぼ毎日ご飯を食べている5年生。そこで今回は5年生の子に、米について考えてもらいました。
米の生産量の多い国ベスト10をみると、ほとんど東南アジアの国々の名前が入っています。それらはどんな気候の国かなと問うたところ、暑い国とかあたたかい国というイメージを持っています。ところが、日本での生産量の多い都道府県を見てみると、北海道、新潟、秋田というように北の方の名前があがります。もともとタイやその周辺が原産地である米がどうして日本の北の地方でたくさん獲れるのだろうという疑問が生まれます。
 子供たちは、「広い土地があるから…。」とか「豊富な雪解け水があるから…。」という理由の他に「寒さに強い米に品種改良をしたのでは…。」という考えを出し合っていました。
 また、自分たちの食べている米の銘柄を調べて「コシヒカリ」が多かったことも発見しました。
 そこで、そのコシヒカリの系図を提示し、系図の最初の部分に「神力」という品種に目を向けさせました。もしもこの「神力」という品種がなかったら、コシヒカリは生まれていないことは、すぐに理解していましたが、そのほかの米にもつながっていることがわかりました。
 最後に、この「神力」が発見した人が、兵庫県たつの市御津町中島の人で、丸尾 重次郎(まるお じゅうじろう)さんだと伝えておきました。
 たつので生まれた品種がもとになって、今の米があるんだということを知った子供たちは、町を誇りに思うという意見や、米づくりって奥が深いという意見を残しています。
 ただ、品種改良の苦労はまだ知りません。

丸尾 重次郎(まるお じゅうじろう)

1815年(文化12年)御津町中島に生まれ、若いころから農業に熱心でした。ある年、自分の田に、とてもきれいな粒で、穂の重い稲が生長しているのを発見しました。そのわずか3本の穂を「もみだね」にし、苦心して改良し種を増やしていきました。そして、大粒でおいしい米をたくさん作ることに成功しました。やがて、その稲は、たちまち周りの村々に広がり、おいしいと評判になり、全国各地でも作られるようになっていきました。この稲に「神力」(しんりき)と名づけたので、丸尾重次郎のことを「神力翁」(しんりきおう)と呼ぶようになりました。彼の功績をたたえて、御津町中島の小丸山麓には、立派な「顕彰碑」(けんしょうひ)が建てられています。
(たつの市デジタル副読本より)