【大倉学級学習発表会・閉級式】
【大倉学級学習発表会・閉級式】…2月14日(日)
今年は新型コロナウイルス感染防止のため、4月5月と臨時休業となり、活動が制限された大倉学級でした。そのために地域の人との出会いやかかわりも少なかったと思います。
しかし、それでもたくさんのひと・もの・ことへの出会いを感じ取ることができました。
やさしさが伝わってきた民話の朗読劇。安全を守る地域の施設や活動から、人と人とのつながりを強くすることがいかに大切かが伝わってきました。また、さまざまな人権課題についての学習や人権の歴史からの学びから、正しい理解と自分事として考えることの必要性について訴えていたように思います。さらに人権三法について学びを深めていった6年生の言葉からは、どんな世の中を創造していこうとしているのかがわかります。
「…進む理想の道一つ…」という校歌の歌詞を思い起こす発表会でした。
【5年生:革細工教室】
【5年生:革細工教室】…2月4日(木)
5年生のはばたき学習(総合)は命をテーマに学習を進めてきました。地場産業である皮革工場を訪ねたり、獣医さんの話を聞いたりして、自分の課題を解決していきます。今回はその一環で、たつのの革でペンケースづくりに挑戦です。
残念ながら緊急事態宣言下ですので、いつもTATSUNOレザーの方に直接教わることはできませんが、担任の先生が修行にでかけ、ペンケースづくりの技を児童に伝授するという形での革細工教室となりました。
「革のいい香りがするなあ」と革を手にした子供の声。持ち方も大事なものを運ぶように革を持っていきます。説明を聞いて、一つ一つの作業を確かめながら丁寧に黙々と作業をすすめていました。
【避難訓練】
【避難訓練】…1月15日(金)
1995年1月17日午前5時46分、兵庫県を震源とした阪神・淡路大震災から26年が経ちました。6,434名の尊い命が失われ、53万棟を超える家が壊れたり焼けてしまったりしました。この地震では、助かった人の約8割が自力または地域の人たちに救助され、そのほとんどが発生から15分以内に救助されているというデータがありました。震災直後のようすは今でも思い出されますが、自らの身の危険も顧みず、救護に復旧に力を尽くしてくださったことも昨日のことのように思い出されます。
また、2011年3月11日には東日本大震災が発生しました。死者15889名、2500名を越える行方不明の方もおられます。
このようにこれからも災害は起こると思います。でも被害を小さくすることはできるはずです。自分の命を守るために、できることを真剣に考え、実行できるようにしておきたいものです。
そのために、自分の目で、耳で、鼻や肌で感じとった情報で安全な避難ルートを探し、避難することが大切だと児童とともに考えた訓練でした。そして、震災で亡くなられた方々のご冥福をお祈りするとともに、自然災害に備え、たとえ災害があっても復興へ取り組む決意をこめ、黙とうをして避難訓練を終えました。